走れ!越境体育祭!

前回ポテトになれなかった(イベスト読むのド忘れた)せいで、今回はちゃんと時間を確認して無事読めた。……公開終了前日だけどね。

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なお前回と同じく、相変わらず各グループのメインストーリー読めてない状態でイベントやってるので、各グループ内事情や人間関係はだいたいエリア会話のイメージしかない。

 

幸い今回のイベントはグループ越え、いわゆる越境系イベントなので、グループ内の話よりもほかんとこと繋がってる部分の話がメインで、メインストーリーまだ読めてない自分にも特に問題なくスラスラ読めたし、何より越境会話が新鮮ですごく楽しい。

 

まあでも時系列的にはメインストーリーから各イベントの流れだから(今回イベストにもそういう描写あるし)、やはりストーリーが解放されたらすぐ読んだほうがいいよね…

 

あと普通にこれからの越境イベントに楽しみだな!妄想捗るわー

 

今回は遥とえむちゃんメインの話っぽいけど、ちゃんと2人以外に色んなキャラクターが活躍してて、それも同じ高校だからこそできる話だな。

...君たちのセカイちょっと狭すぎない?


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まずはココ!最初のプロローグからもう良き。

今回のプロセカ素晴らしいポイント、その一!話の導入が上手い!

 

キャラクターそれぞれの人間関係を考えると、兄妹/姉弟や幼馴染、昔からの知り合いや同じ学校の先輩後輩、極まれに特殊な関係(家事代行)があっても、だいたいは日常生活に関わる関係性で、エリア会話のような日常茶判事ならいくらでも考えられる。

 

でもいざ越境するぞ!しかもミクちゃんたちにも絡ませると言われたら、なかなかプロット思い浮かべないのに、学校行事の「体育祭」をテーマに、

しかも学生なら誰でも経験したことあるであろうと思いきや、アイドル仕事でずっと参加出来なかった遥を主役のひとりとし、その体育委員の話を病弱で同じ思いをしてる咲希ちゃんに持ち出させる(日本語おかしかったらニュアンスで分かれ!)とは、導入うますぎやろ…


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あとえむちゃんに二人目の主役にしてるの、完璧じゃないか(なんでも「わんだほーい!!」で解決しようとしてる考え)

プロセカ中一番体育祭にふさわしいとでも言える人物じゃん。


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次はココ、素晴らしいポイント、その二!

現実と理想を上手く混ぜ合わせてるとこ!

 

ほかにも色んなジャンルのストーリー付きアプリゲームやってるけど、ファンタジー系ならともかく、現実世界にありそうなジャンルは大抵ちょっとリアル離れほのぼの理想郷的な世界か、現実には起こることの無い理不尽や厳しい難関を越えなきゃいけない世界で。

 

もちろんそれぞれの良さもあるけど、共感できるかと言うと、ちょっと難しいかなって。

 

プロセカはどちらかと言うと現実とフィクションの混ぜ合わせだが、バーチャル空間に往来できるフィクションと、現実の厳しさやリアルに起こりそうなことをほど良いさじ加減でシナリオに入れてるのがすごいと思う。

 

今回体育祭の話もそれを体現していて、えむちゃんのようにイベントを盛り上げたいパッション溢れる人もいれば、冷静的に状況を分析し、現実の厳しさを教える人、また穏便かつ省エネで行きたくて水を差す人もいるわけで。

そこら辺読んだとき「えむちゃんあんなに楽しんでるのに!!なんてそんな冷たいこと言うの!」と思う自分も、「分かるわー 色々苦労するよりも穏便に例年通りでいいわー」と思う自分もいる。現実世界は理想を語るだけで何もかも上手く行けるほど甘くないんだよな。

 

しかしそれを否定せずに、むしろストーリー内に取り込んで、そこからキャラたちがどう問題を解決すべくか、どう乗り越えるかをちゃんと書いたのも良き。


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物語に省略しがちな部分、つまりキャラに「私がやる!」とか自分をアピールする主人公っぽいセリフを言わせるだけで、問題解決までの出来事や詳細を省くことが、ここではちゃんとした解決案やアドバイスをキャラの口から聞けるのも、「この子、感情的になって口だけのキャラじゃなく、ちゃんと自分なりに考えて冷静に分析してる」と読者に理解させてるポイントが良かったと思う。

前に問題を指摘し出した先輩から、彼女達の努力を見て手助けをしたところも、読者的にほっこりした。この世もそんな冷たくないって。

 

あとはやっぱ越境がいいのよね!遥とえむちゃんメインとはいえ、ちゃんと各グループにもメンバー出演させてるのが好き。今後の越境も楽しみになってきた!

……えむちゃんやっぱ人の本質を見る心の目持ってるんだな。

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今回はミクたちにそんなに絡んでないけど、ゲームタイトルが「feat. 初音ミク」入ってるから、多分今後のイベントも何らかの形でミクやほかのバーチャルシンガーたちに絡むだろう。

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とはいえ、全員がセカイと何らかの形で繋がってるのに、互いのセカイには干渉しない、また別セカイのミクには出会えないギミックのようで、今後も越境があれば同じような措置取るんだろうかちょっと気になる。

 

別セカイのミクに出会った時どんな反応になるんだろう、と気になる部分もあるからね。


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ここまで読んで、この2人が本当に初の越境イベントに相応しい人選だなと思った。

 

モモジャンもワンダショウも、同じく一緒に頑張ってパフォーマンスで客に楽しい時間を届ける、または見る側にエネルギー貰えるグループ同士だからこそ、この二人が言うこのセルフが説得力あるだろうな。

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そして笑顔の循環になる。

くぅー 陽キャめ。でも嫌いじゃないよ

 

さて、次はモモジャン本番のイベントだ。どんなストーリーになるんだろう… 今から楽しみ!

 

(ちなみにこのブログ発表する日は既にモモジャン初イベントの最終日ってのはみんなに内緒だよ。)