来たわね。
ワンダショウのメインストーリー読んだときからずっと気になってたけど、やっとえむちゃんのメイン回が回ってきた。
前回レオニとの混合イベに伏線張られてから早くも回収してくるとは…
特にフェニックスワンダーランドに直接関わりそうなことで、ワンダショウにとっての特大爆弾になるんじゃないかなと個人的に思った。
その前に、この間行われたイベントシアターでやっとPOTATOのイベスト履修できたから、それを先に語ってもいい?
当時リアルタイム走ってたにも関わらず、こんな何ヶ月後にやっと履修するとは、豆腐失格!
↓当時の記事はこちらを。
で、ずっと気になっていた「なぜポテト?」がやっと解明されてスッキリした。
確かに土の中から出た死者が芋のようなもんだな(???)。
あと類くんの提案した戯曲はプロセカ創作のお話かな?それとも原作あるパターン?そう思わされるぐらいしっかりしテテ、普通にステージの内容が気になってきた。
特に戯曲の内容を説明したときのトーンがめっちゃ好きわかるよ廣瀬大介氏!
それを置いといて、メインストーリーからポテトイベントの流れが完璧すぎて鳥肌だわ。
メインストーリー最後に類を「みんなに笑顔をするために、俺と一緒に最高のショーを作ろう」と手を差し出す司。
イベントで類の不慮で事故になりそうになった原因で色々配慮し始めて本当にやりたかった演出を諦める類。
そんな遠慮している類に対して怒った司。
カイト兄さんに言われるまで自分がワンダショウという場所が大事に大事を思ってる気持ちに気づかなかった類。
さらに言うと神高祭とき瑞希から見て新しい居場所(ワンダショウ)を見つかった類。
それら全部踏まえてからの「お気に召すまま」… 良き、よき。
キャラクターに対する感情描写がこんなにも繊細で、その上声優さんたちの素晴らしい演技でキャラに命を吹き込んで、彼らは確かにそこに「いる」。
あと一つだけ覚えたことある。
ストーリー感想書くならマジで読んだあとすぐに書くべきってこと。
前何回のイベントもそうだけど、本当に読み返さないと覚えてないシーンだらけだった…
さて、本番に入るとしよう。
いきなりの鳳ファミリー。
家族経営の事業はそう珍しくないが、その事業が遊園地というのはなかなか面白い。
えむのおじいちゃんから経営をはじめ、今はもうえむの兄が社長になり、3代目になったってことだな。
遊園地と言ったら某夢の国を思い出させるけど(実は一度も行ったことない)、どうやら運営するにあたってさほど夢のある話じゃなさそうだ。
えむちゃんに悲しませるな!!!
まぁ、でもこれは夢を語るだけで済む話でなく、ちゃんとお金が関わる現実のビジネス問題だから。
モモジャンの時と同じく、気持ちだけでどうしようもない問題だ。
夢と言えば、プロセカには色んな夢を持ってるキャラがいる。
✳ ここからの「夢」は「理想な自分/目指す目標」に指すことを注意。
「夢を持つ」ことは誰もできるけど、「夢を叶える」人ってほんのひと握りだ。
もちろん個人の努力や才能もあるけれど、家庭環境(経済面・精神面の支援)も関係すると思う。
パッと見る限り、プロセカのキャラたちはお金持ちばかりじゃなさそうだが、少なくとも貧困ではないはず。(独立部屋だったり二階建て一軒屋だったりだし)
家庭が裕福でなければ、夢を追うこと自体も夢のようなもんだから。
しかし家庭環境がどれだけ優れたとしても、子供の夢を応援どころか、否定・潰す側に回ったら話にならない。まふゆはまさに押し潰され続けてきた結果、自分から感情を押し殺して今となった。(親のほうはそう思わなかっただろうけど)
冬弥も父に反発するためにストリート始めたが、酷い親であれば家を追い出すまであるからな。
いや日本には児童福祉法あるか… (そういやみんなまだ18歳になってないや)
そうでなくとも、えむのように事業全体に関わる、裕福な家庭環境でもどうしようもならない現実問題があるわけ。
流行りを取り入れつつ、時代遅れのものは淘汰する。
全ての物事をデータにまとめて、数字で分析する。極めて理性的な考え方だ。
俺もたまにそういう考えあるから、否定することはできない。
遊園地をアプリゲームで例えるのであれば、ゲーム運営に当たって必要な人件費(イラストレーター、開発スタッフ、プランナー、シナリオライターなど)、メンテナンス費用、開発費用は全部コストになるもので、売り上げ・収益がそれらを上回らなければ、コスト回収ができなくなり、運営側としてもゲームを畳む決断をしなければならなくなる。
大手会社の運営するゲームだとしても、「資金あるから少し損をしてもいい」の判断にはならない。むしろ大手(特に上場企業)だからこそ、利益にならないものは早めに切り捨てたほうがコスト削れる。財務諸表に影響出る前にね。
なぜアプリゲームで例える?という話だが、正直比較するには無理があると思うけど、オタクに一番親しみを感じるゲームの話がわかりやすいからだと思って。
実際遊園地はアプリゲームのように競争相手たくさんあるわけじゃないから、ある程度の知名度と固定ファンが付ければ運営も安定できるはず。
しかし時代に合わさる変化を行わないと、やはり何れの日か淘汰される側になってしまうので、某夢の国ですら定期的に新しいアトラクションや新エリアの追加を行って、代わりに取り壊すアトラクションもあるから、そういう措置も必要かと。
だから「取り壊したら誰かが悲しむ」は通用しないと思う。
「遊園地に来てくれるみんなも笑顔できるために」の一心で動くえむだが、遊園地の運営方針に左右できるのは感情だけじゃ足りないんだ。
まぁ、どう乗り越えるかは置いといて(次の箱イベに持ち越して)、今回は特にえむ自身の気持ちに注目すべきだ。
ワンダショウのみんながショーコンテストの最終公演に色んな策を念じる中、えむが園内の一件に気が逸らすのを心配で、みんなに打ち明けられず自分で悩むばかりだった。
そしていつもの事でバーチャルシンガーが第一発見者(事件のように言うな)。
晶介の兄さんよ、お前もうちょっといい言い方ないかなー
でも言いたいことはわかる。客寄せできない→コスト増加→スタッフ削減→従業員失業の流れになったら、それこそもっとたくさんの悲しみを生んでしまうから。
もちろんえむの言う「アトラクションを壊さずに客を集める方法」がすぐにでも実現できていればいいけど、業務提携になると時間的な余裕を与えるわけにはいかない。
前職の通訳をやるとき、ちょうど会社が新しい工場と生産ラインを立ち上げることになったので、色々建築関連の知識も身に付いた。
ただ既存のものを取り壊すだけでなく、建物の図面設計、敷地面積と所要材料及びコスト計算、建築業者のスケジュール管理、特定行政庁への建築確認申請、従業員の動線と配置、提携先との契約締結など… 数え切れないほどの事前準備がいる。それらの準備ができたとしても、建築がすぐに出来上がるわけじゃない。
こんな大きなプロジェクトの前に、お兄様方にとってえむの言ってることは「わがまま」同然だ。それぞれの立ち位置に見る景色が違うだけ。
ストーリー上で兄たちが「悪者」として扱われているが、現実的に考えると、経営者としては極めて正確な判断で、誰もが悪くない。
だがしかしここの晶介は流石にシナリオライターさんに悪役作りをやりすぎたと思う…
今までの立ち振る舞いはあくまで経営者側の視点で発した言葉で、多少気性が荒くても、「言葉遣いが悪い人だね」との感想でしかなかったのに、
今このセリフはまるで物語中の小物モブ悪役のような言い回しで、嫌なヤツでしかない。
物語にはこういう役も必要であろうとは思うが、そこまでキャラクターを作ってしまうともう戻れない。どれだけ過去の思い出を語っても最初の悪印象が全てを塗り潰してしまうから、ここは少し残念なところだった。
「夢がないと理想を持つことも叶わない」。
以前も言っていたが、俺は夢も理想も持たない。というのは語弊があるかも。
形がどうであれ、人は必ず夢か理想を持つ。
なぜ先程「裕福な家庭…」について語ったか、それは「生理的・安全欲求を満たされない以上、夢を語るのは無理難題だ」ってこと。
そんなに生きづらい環境にいるの?と思う人もいるかもしれないが、そうでもないとしか言いようがない。
ただ精神面の裕福を求めるには、まず肉体の健康や物理的な豊かさから追求しなければいけないと思って。
今の自分はちょうど物理的な欲求を満たされたばかりで、精神面の欲求を満たされるには正直あまり余裕がない。
歳が重ねれば重ねるほど変化を追求しなくなる。
毎日自分なりに頑張って仕事をして、ほかの時間は好きなものやことに費やし、不便なく平穏な日々を過ごせれば幸せだから。それは自分の理想の生活でもある。
しかしそれは「夢」と言うには、ちょっと違うような気がする。
上述の通り、この文章は「夢」を「妄想、非現実的な作り話」ではなく、「理想な自分、目指す目標」と定義している。
なぜ人は「夢を見る」と言うんだろう。それは単に「寝る時見る夢」の言い回しを使っただけなのか、それとも自分の未来像を見るということなのか?
晶介にもきっといつの日かは夢を持っていたはず。いつになって夢を見なくなり、今の世界だけを目にするようになった。
だから類くんが晶介にこの言葉を発したとき、俺は思ったんだ。
ああ、これはきっと社会人になってから無様な大人が現実への妥協だなって。
最後のショーに集中するためにワンダショウのみんなに心配かけたくないえむ、普段とは違う表情が浮かんでしまう。
もちろんワンダショウのみんなもう薄々と勘付いてる。特にえむと観覧車で話してた司。
みんなが笑顔でいられるように、誰かを悲しませないように、敢えて自分の中に抱え込む。
ん゛ん゛ん゛ん゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ー
みんな天使!!!!
クリスマスショーのとき助けられた分えむちゃんの力になって欲しい寧々、スクショ忘れたけどごくまれに俺くんの「これ以上俺達の仲間を侮辱するのは、やめて頂きたい」発言をする類くん、ママみ満載KAITO兄さん、癒し全振り鏡音たち…
特にレンくんの「悲しい時は、笑顔でなくたっていいんだよ」の一言。
誰だっていつまでも元気になれるわけがないんだ。「誰もが幸せになって笑顔になってほしい」、それはえむのお爺さんの夢でもあり、えむの夢でもある。
だからえむはみんなに困らせないために、自分の気持ちとフェニランのことを隠したまま、いつものように振る舞う。しかし心から笑えなくなったときは、きっと誰かに笑顔をさせることもできないと思う。
つ゛か゛さ゛く゛ん゛!゛!゛!゛!゛!゛!゛
えむのお爺さんが言ってた「みんな」は、えむも含まれているから!えむが笑顔でなくちゃ困るだろう!!!!!
笑いたいときは笑って、泣きたいときは泣いたっていいんだよ!!!!
分かったかまふゆ!!!!!(肝心なのは自分の感情が楽しいか悲しいかですら分からないのよね…… まじで救われて欲しい)
現実の厳しさに立ち向かう子供たち(俺にしては高校生は子供よ)。
しかし完全に対策がない訳では無い。
なんて賢い奴ら目。
実際そんな大掛かりなプロジェクトに高校生が手出しできるはずがないとしても(成立させちゃったらそれこそ株大暴落事件になっちゃうから)、ストーリー構成としてユーザーに希望を見せるのが重要だ。
特に俺のような夢を捨てたオジサンでなく、まだ夢を持って、これからの人生を歩もうとする少年少女のためには、夢(虚構)の話だとしても、夢(なりたい自分)への第一歩になれる物語が必要だ。
今後はどのような展開になるか、気になる…
(この記事が書き終えたときもうとっくの前に関連イベントが終わっちゃってるけどね)
さて、アフターライブの時間だ。
そういえばヘアチェンジのカードはこれが初めてのような…
そんな金になるものを考え出して、、、プロセカやるわね。(ガチャ引いてなかったが)
それどころか、カード育成もしてなかったっぽい…?!
もしかするとスクショ忘れたことも…?
そんなわけで、編集して約2ヶ月、やっと書き終えたよー
記事書いてるときプロセカくんのガイドライン更新されたから、もしかしたらスクショ付きの感想記事が全部アウト!の場合も考えたことあってマジで焦ったわー
でもまる一話分を上げるわけでもなく、4、5タップ程度のスクショだから、多分運営の考えるネタバレ枠に該当しないはず…
何より3ヶ月以上も前のイベントストーリー感想だから、イベストシアター配信されてないイベスト感想は… 許してくれるよな??
というわけでこれからも引き続きイベスト感想を書き続けるゾーイ!
と言ってるけど、実はこのワンダショウイベ以降のイベントストーリーの全部が読む時間がなくてスキップでアイテム回収しただけだった…!!
もうスクショの貯蔵がねぇんだ…!!
ただでさえ原神とアイマスが忙しいのに… (ストーリー読めなかった理由わかったな?)