どうも、下書きにずっと置きっぱなした結果、モモジャン(以降MMJ)メインスト履修して1から書き直す羽目になったわ!
前回のMMJイベント感想まだ書けてないのに、もう次のMMJイベント終わってる!やばい!!
さっさと終わらせたいけど、今回もまた話すもの多そうで大変だ!
早速始まるぞ!
今回は雫ちゃん当番回なんだけど(なぜ妹の志歩は呼び捨てなのに姉の雫はちゃん付けするの謎)、前回レオニイベの最後が不穏すぎることもあって、もし姉妹や家族の話になったらどうなるのかちょっと不安だった。
まずはストーリーシアターの話から!
様々なアイドルコンテンツを齧った中、描かれた物語は「フィクション」であることはわかっているけど、作中に起きてる問題が現実にも存在するからこそよりストーリーの「リアリティ」が増していく。
非現実的なコンテンツだからこそ、現実に起こる問題を強調することでユーザーの感情を動かす作品はいくらでもある。
プロセカはそれを強調することなく、現実にある問題をありのままでストーリーに書き出す。
なんならこれまでのストーリーを振り返っても、「バーチャルシンガーに会える」だけが唯一のフィクション要素とも言える。
作中キャラの境遇に感情移入することも非常にしやすい。何故ならユーザー/プレイヤーたちが現実に遭っている・いた問題ばかりだから。
たとえ「アイドル」という自分とかけ離れた職業だとしても、「悪気のない言葉で他人に傷を付く」「どれだけ頑張っても失敗し続ける」「嫉妬による仲間割れ」「思っていた理想と違う現実」、これらのもの誰もが一度は遭遇していたと思う。
そんなストーリー、心動かさないはずがない。
さて、次は前回までのあらすじ。
詳細を省いて、とりあえずMMJは事務所所属せずに動画配信メインで活動していく方向になった。(気になる方は↓)
そんなMMJの初回配信は、案の定話題になったけれど(売れっ子だったメンバーが三人もいるから当然のこと)、その配信からまた新しい問題を生み出しそうになった。
最近バーチャルYouTuberさんの動画配信を観るようになって、色んなものを知ることができた。
もちろんいいことだけでなく、悪いことも少しわかるようになった。(黒歴史暴露、裏垢、身バレ、炎上 etc.....)
そして配信に欠かせないものは、観る側による即時のコメントと反応。
初回の配信も様々な反響が出てきたけど、概ね対応できて、無事に済んだ感じだが、その中メンバーの目に留まるコメントもあった。
特に雫に対する「完璧なイメージ」は以前と変わらず、ファンの思っていた「完璧なアイドル」がコメントに見かけられる。
愛莉と同様、事務所に決められた方針で売り出され、人気になったという結果から見れば「成功」とも言えようと、本人の意思とは違う方向になってしまって、結局問題を生じてグループ全体に支障が出てしまうことになる。それはあくまで裏側の話。
しかし今回はファンによる印象付けが問題。
雫の「アイドル像」を決めたのは運営側であろうと、ファンたちはそれを知らずに「表側」だけを見る人間。
さらに言うとその決められたイメージが多くの人に好かれてるからこそ人気になれたため、ビジネス経営としては大正解なわけ。
雫もまたファンたちの思う「完璧な私」を裏切らないよう、頑張って演じ切るつもりだった。
雫は自分のキャラ維持するために、テレビや雑誌出演する度、運営や事務所側からイメージにそぐわない発言や場面をカットすると言ったが、
いざMMJで活動していくと、事務所の頼りもなく、彼女たち自身で色んな役を分担しなければならないし、活動中より多くの人に届けるためにも、動画だけでなく、生配信なども必要になっていく。
それらをこなせた上、ダンスや歌、トークとキャラ維持も配慮しながら配信することがやはり難しく、思わず生配信中にボロが出てしまい、「完璧」の姿が崩れた雫に、ファンが「思ってたのと違う」「そんなの雫じゃない」コメントまで言われた。
ファンにガッカリさせたくないけど、自分が原因でMMJの活動の幅を狭くさせたくないので、雫はメンバーに少し考えさせて欲しいと言い、1人で悩み始めた。
実際愛莉もまた人から定められたイメージに苦しめてた1人であって、「バラエティ面」でしか求められてないのは不本意だが大衆受けだから続けてきた結果、自分が大好きだったものが嫌いになって辞めたし。
確かにキャラ付けられると簡単に変えられないと思う。特にアイドルがイメージ付けられやすい職業だ。
しかしアイドルだって人間だ。アイドルとしてステージ上に輝く存在でありながら、この世に生きる人間のひとりだ。
そして人間だからこそ「完璧」にはならない。
カメラに映し出された姿がいくら修正されても、その人が完璧になれることはない。
それを踏まえて「完璧」に見えるのは、雫本人の努力によるものだ。
そんな完璧でない雫は、ファンのみんなに「ありのままの自分」を見せたいと決めた。
たとえ完璧でなくとも、自分が自分であることを示し、みんなに希望を届けようと。
みんなの期待に応えられるように、これからも精一杯頑張る、か。
実にアイドルらしい。
メインストーリーに遥ちゃんが言ってた「アイドルって、そんな素敵なものじゃない」。
確かにそうかもしれない。
でもそんなアイドルに救われた人は確かにいる。
アイドルとはなんだろう、と常に思ってるんだが、個人的に偶像や崇拝される対象というより、模範、憧れる存在として在るべきだと思う。
そこに何の違いがあるかと言うと、永遠に届かない存在と身近にある人間かな?
どっちもアイドルとして成り立つけど、後者のほうがより人間らしさあって、暖かく感じる。
そんな頑張り屋さんのアイドルを応援することって、とても素敵なことなんじゃないか?
ストーリーへの感想はここまでだが、今回はストーリー以外にもテーマ曲である「Color of Drops」の歌詞を見て欲しい。
「誰かに望まれた色を探し
見つけるために歩いてきた
気づけば現在地もゴールも見失って
迷子になっていた」
「何千回 私が光を浴びたとしても
嘘を重ねた色じゃ輝けないから
本当の私を偽りのないこの色を
強く抱きしめて雨上がりの虹を探しにゆくよ
不器用でつよがりで泣き虫で頼りなくて
でもそれもこれも全部
受け止めてゆくんだ」
この歌詞すごない??
前にも言ってたけど、プロセカはボカロPさんにキャラソンを作らせてるって話。
これはまさに「日野森 雫」というキャラクターのために作ったキャラソンだ。
もちろんひとつのボカロ曲として聞くのも全然問題ない。
でも見てごらん?曲名の「Color of Drops」。日本語に訳すと「雫の色」。
しかも上に載せている歌詞はプロセカ内のShort version曲歌詞でなく、本家のフルにしか聞けない歌詞(現時点)。
イベスト読み終えたあとのアフターライフに3DMVに一回殺されて、
アナザーボーカルで雫ソロにまた殺られて、
本家がフルバージョン投稿するとき歌詞を読んで三度も殺されて、
更にキャラクターによるフルバージョンが収録されてるCD発売のときティロ・フィナーレされるプレイヤーさんたち。
大変供給過多でございます。
ありがとうプロセカ。ありがとうブシロード。ありがとうカラフルパレット。ありがとうセガ。
服めっちゃキレイ〜
そして育成カード。
さて、次回は待ちに待った冬弥回。
メインストーリーみ読む限り、ビビバスにしては結構大きめの爆弾なはずだが、まさかこのタイミングで来るとは…… まぁ予想はついたけどね。
そしてめっちゃガチャ回した記憶…