天井してきた。
6万の男、青柳冬弥。
実際天井したのは彰人のほうだけど、冬弥が280連目で出たので、実質天井と言ってもいいだろう。
その間星4が6枚も来てたのに、イベント特効カード一つもない。
これきっかけにお気に入りの推しカードでない限りガチャには絶対回さないようになった。どうせ今後天井する時ガンガンすり抜けで出てくるし。
プロセカ、ガチャ恐ろしい。
さて、本題に入るとするか。
その前にまずはストーリーシアターだ。
ビビバスはね、今まで読んできたメインストーリーの中、一番平穏なほうだと思ってる。
だってこの4人の中処理してない爆弾といえば冬弥しかいないだろう?(だから爆弾って言うな)
掘り下げようとしても、こはねと杏ちゃんは家庭関係も交友関係も健康的で、2人の関係も初イベントを経て無事深まったし。(イベ感想どうぞ↓)
冬弥と父親の件は今回イベント語るなら、ある程度解決できると思うし、メインストーリー読む限り、残り問題起こりそうなのは彰人じゃない?と言ってもなんの問題起こせるかわかんないけどね。
まぁ、それは今後のお楽しみってことで。
冬弥の話に戻そう。
初手でこう来たか…
まあ、父親に反発するためにクラシックと全く違うストリート音楽を選んだのがきっかけとはいえ、彰人と一緒に本気で挑むと決めてから、心ん中のモヤモヤが消えたというのに…
お父さん…!!なんてこと言うの!「あんな馬鹿げたもの」だなんて!
現実的に考えればストリート音楽よりも、クラシックのほうが将来的に生業になりやすいジャンルだし、
4人も目標を「RAD WEEKEND」に設定しているだけで、いざそれを越えたライブ出来たらどうしたいか考えてなさそうだけど…
でも若いうちに夢を見とけってよく言われるし、大人になれば環境や状況など様々な制限で思いとおりに動けなくなることもあって、
そもそも家庭環境が優れてない人にとって「夢を追う」こと自体すら贅沢の話だから、可能であれば夢を見させてくれてもいいのでは?
青柳パパはそう思わないらしい。
冬弥の話によれば小さい頃から彼にクラシック音楽教わって、厳しいレッスンばかりをさせられた。兄の二人も父と同じくクラシックの道を歩んだ。
どうやら冬弥にも同じ道を歩ませたいらしい。
けど自分の好きなもの、あるいは本気で挑むものがバカにされて、しかも真正面に言われたらそりゃキレるだろうよ。
大人はいつも自分の経験を子供に置き換えようとして、それが正しい道を導く方法だって思いがちけど、子供に成長させるのは時に手放す必要もある…
でもこはねちゃんの親の気持ちはわかる。
おさげ眼鏡っ娘がいきなりイメチェンして、髪を切ってコンタクトレンズをつけ、ヒップホップ風の服に変えクラブ(実はライブハウスだが)のような場所に通い始めたもんだから、心配しない親のほうがおかしい。
でも会話でなんとかなりそうな親だから、まだ良かったんだけど、青柳家の父はそうもいかないようだ。
そんなとき、次のライブに練習する4人だが、謙さんの友人の指摘をもらい、冬弥は自分の歌がクラシックに囚われているかもしれないと悩んでいる。
クラシックとは違う道を進むと決心していたはずなのに、小さい頃からクラシックに接触していたせいか、歌い方が無意識に影響されている。
父と喧嘩になった件は仲間にも話したが、なかなかいい解決方法見つからず。
冬弥からすれば、頑固な父はこはねちゃんの親と違って、話し合いで分かり合えるはずがないと。
確かにクラシックとストリート音楽、どう考えても全く違うタイプのもので、例えるならば水と油のように相容れないものだ。
だがミクはそうと思わなかった。
クラシックも、ストリートも同じ音楽のひとつだから、違いがあるとはいえ、大元は一緒だって。
同じ音楽好きな人として、ちゃんと思いを伝えれば分かるはず。
小さい頃からずっとクラシックを教わって、毎日のように厳しいレッスンをさせられてる冬弥。それもまた父がクラシックの良さを息子に分からせたい気持ちの裏返し。
パパ、お前限界布教オタクかよ…🙄
でもその布教の仕方は流石にちょっと引かれちゃうんじゃない?何事も用法用量の限度があるからね。
海外にも有名なクラシック音楽家としてのプライドもあって、息子に「もうクラシックをやらない」と言われたときはさぞ気分が良くなかろう。
実に親子だな。煽り方も似ている(馬鹿げたもの)。
そんな冬弥に最後のひと押しをするのは、やはり相棒の彰人だった。
音楽好きな気持ちは父に負けないぐらい強くあるために、自分の思いをぶつけて、もう一度父と話をした。
オタクくんの学ぶべき会話テクニックその一、相手の気に障らないためにも意見を肯定しつつ最終的に自分の意見を主張する。
「クラシックには戻らない」というメッセージは前にも父に伝えたが、前回と違って、クラシックを否定する気持ちで言ったのでなく、今の自分を構成する一部であることを肯定しながら、自分で新しい道を進みたいと伝えた。
まさに「過去が未来を輝かせてく」。
(それ別コンテンツ曲の歌詞
しかもライブのチケットまで渡してる…!
挑戦状じゃん!いや逆布教バトルか!
まるで勇気を出して告白したのに返事も聞かずに相手の返答を待つ。
オタクくんの学ぶべき会話テクニックその二、会話のキャッチボールゲームに先手を打ってからその場を離れ、相手に考える時間を与えながら返答待ってるプレッシャーをかけることで優位に立つ。
いやそれ会話になってなくない??
まぁ、口よりも実力を見せるほうが効果的な時ってあるからね。
父に自分の気持ちを吐露したあとの冬弥、まさに絶好調。
メンバーからもパフォーマンスを絶賛。
どうやらパパも息子の新しい道を受け入れ始めたようだ。
同じ音楽好き同士だからこそ、それぞれのプライドがあると知って、彼の選択に理解できなくとも、それを否定せず、尊重することにした。
やはり、親子だなー
今回のチームメンバー。
そしてアフターライフも。
最高にかっこよかった。
ここで終わりと思うだろう?
実はちょうど今回も感想書いてる途中に公式のインタビュー記事が出てきて、しかも今回のイベントと関係するものだから、語らない訳にはいかない。
前回にも書いたように、プロセカはボカロPの方たちにキャラソンを作らせているんだ。
それもキャラ設定だけで作るイメージソングでなく、特定なイベント曲のため、キャラクターへの認識はもちろんのこと、シナリオも配慮しなければいけないし、運営側の要望に合わせて曲を作る。
特に今回の「クラシック要素入りストリート楽曲」。
今回のイベストを読んだら物凄く納得のいくオーダーだが、楽曲制作側からすればそのイベストを3から5分の楽曲に濃縮しなければいけないものだからね。
イベストをベースに曲を作り、楽曲をベースに演者が命を吹き込む。
最終的にできたものがあの神クオリティーの高い2D/3DMVよ。
色んな方に作曲任されてるとはいえ、そんなオーダーメイドの神曲が現時点で10曲以上もできてるって、スゴくない??
もう、スゴすぎて語彙力無くしたよ。